木材に関するよくある質問をまとめました。
気になる項目をご確認いただき、わからない点はお気軽に木材協同組合までお問い合わせください。
全般
建物を木造や木質化する意義は何ですか?
・森林は「植えて、育てて、伐って・使って」の循環サイクルによって成り立っています。木材を建物に使うことで、森林が元気になり、水源涵養等の役割が発揮されて、社会全体の利益につながります。
・また、CO2が固定されることで、地球温暖化防止対策にもつながります。
木材や木造建築のメリットは何ですか?
木材は
・環境にやさしい
・燃え広がりにくい
・調湿作用がある
ほか、様々なメリットがあります。下記も参考にしてみてください。
(林野庁HP)
計画について
地域に木材調達に関する関係者がいないのですが。
埼玉県では市町村等に対して、中大規模建築物の木造化・木質化に関する技術的助言や
木材情報を提供する埼玉県木造建築技術アドバイザー制度がありますので、活用してみてはいかがでしょうか。
(埼玉県HP)
設計者を選定する際の注意点などありますか。
RCと木造では構造が異なるため、木造建築の経験のある設計者を選定することはもちろん、地域の木材関係者等とも意思疎通ができることが望ましく、プロポーザル方式により選定することも良いかと思われます。
設計について
耐久性を高めるための設計は?
腐朽対策として、軒の出を深くとり外壁等に雨がかかりにくくするなど、木材の乾燥が保たれるような配慮。
シロアリ対策はどうすればよいか?
防蟻材の注入や土台や柱脚など地面に近い箇所への使用を避けるなどの工夫が考えられます。
施工について
施工計画で気をつけることはありますか?
施工業者が決まったら、設計業者やプロジェクトチームとよく打ち合わせをし、必要な部材の種類・数量・使用時期等も踏まえた施工計画を立てることが必要です。
維持管理について
特に気をつけて点検する箇所はありますか?
湿気の溜まりやすい個所は重点的に点検し、早期に発見し対応できることが必要です。
秩父木材について
JAS材の調達は可能か?
当組合では2社がJASの認定を受けており調達が可能となっています。
どのような製品(無垢材、集成材、合板、LVL等)が調達可能か?
各組合員により様々な部材に対応しております。また、CoC認証を取得し、SGEC材を取り扱うことができる組合員もあります。
詳しくは組合員紹介のページをご覧ください。組合員紹介のページへ
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